こちらのコラムでは、無料で使える情報共有のためのビジネスノートツール「welog(ウィーログ)」の運営スタッフが、ビジネスにおける情報共有やナレッジマネジメントについて発信しています。少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
目次
企画書を効率よく作成するために、テンプレートを活用したいと考えるビジネスパーソンは多いのではないでしょうか。テンプレートを活用すれば、項目に沿って内容を記載することで、企画書をスムーズに作成できます。
本記事では、企画書のタイプ別に、無料で使えるWordとExcelの1枚構成テンプレートを紹介します。企画書の基本構成や書き方のポイントも解説しますので、企画書作成にお役立てください。
「welog」は、メンバーのノウハウやナレッジを見える化することで
中小企業の属人化問題を解決するドキュメント共有ツールです。
実現したいことやアイデアなどの具体的プランをわかりやすくまとめた文書である「企画書」。企画書の目的は、新規ビジネスや新規プロジェクト、商品開発やイベントなどを実行する際、「企画の内容を具体的に伝える」「読み手の意思決定を促す」ことにあります。
どんなに良い企画を思いついても、それを読み手に正確かつ効果的に伝えることができなければ、意思決定を促すことはできません。企画書は、企画内容を具体的にかつ誰にでもわかりやすくまとめることが大切です。
ここからは、企画書の基本構成を紹介します。企業や企画目的により記載する項目は異なります。自社で企画書を作成する際には、以下で記載の基本構成をベースに、適宜内容を調整して作成しましょう。
・基本情報:日付・宛名・作成者・企画のタイトル
・企画の全体像:目的・現状分析
・企画の詳細:誰に何をどうやって提供するのか
・スケジュール・予算:企画の立ち上げから完了までの期間や予算
・補足情報(添付資料):情報の裏付けとなる記事やデータ
関連記事:【企画書の書き方】基本構成と記載例、ポイントやテンプレートを紹介
企画書のテンプレート・フォーマットを活用すれば、効率よく企画書を作成できます。企画書の書き方に悩む人も、テンプレートの項目に沿って、企画書をスムーズに作成できるでしょう。
ここからは、要点を絞って内容を簡潔に伝えられる「1枚構成の企画書テンプレート」を紹介します。無料で使えるWordとExcelのテンプレートをタイプ別に紹介しますので、企画書の作成にお役立てください。基本のフォーマットを準備し、企画の目的や自社に合わせてアレンジして使うとよいでしょう。
企画の記載項目を絞り、シンプルに構成された企画書テンプレートです。使用する目的や企業ごとに適宜項目を追加・修正・削除して活用してください。
Wordで使えるシンプルな企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・作成日
・作成者
・現状・問題・課題
・提案
・企画内容(改善策)
・見込まれる効果(到達目標)
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Excelで使えるシンプルな企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・作成日
・作成者
・現状分析
・問題点・課題点
・原因解明
・解決策の提案(企画の内容)
・具体的な到達目標
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さまざまなイベントに汎用的に使用できるテンプレートです。イベントの企画書では、目的や企画の詳細だけでなく、企画が実現可能であるか判断するための材料として、スケジュールや予算などを記載する欄が設けられています。
Excelで使えるイベントの企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・目的
・概要
・企画詳細
・経費(予算)
・特記事項
・添付書類
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新商品やサービスを企画提案する際の企画書テンプレートです。マーケティングで必要な項目が設けられているのが特徴です。ターゲットやコンセプト、商品の価格や流通経路、広告などについて記載します。売上目標や予算、スケジュールなどは適宜追加して活用しましょう。
Wordで使える新規商品・サービスの企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・日付
・出展区画
・店舗名
○住所
○ターゲット
・提供商品概要
・定休日
・従業員計画数
・サービスの特徴
・将来の展開計画
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Excelで使える新規商品・サービスの企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・日付
・作成者
・企画の背景・目的
・商品概要
○商品名(仮)
○コンセプト
○価格
・マーケティング
○ターゲット
○販売ルート
○広告
○販売促進
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セミナー・研修会の企画書テンプレートです。セミナー・研修会の企画書では、目的や背景、得られる効果などを記載し、研修の必要性をまとめる必要があります。研修の対象者や研修概要、費用などを具体的に記載することも意識しましょう。
Wordで使えるセミナー・研修会の企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・日付
・作成者
・目的
・実施日時
・研修内容
・予想される効果
・講師
・場所
・費用
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Excelで使えるセミナー・研修会の企画書テンプレートです。
記載項目は、以下の通りです。
・タイトル
・日付
・作成者
・本文(背景・目的)
・研修日程・場所
・対象社員
・研修内容
・必要経費概算
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「welog」は、社内で使うさまざまな文書の作成やストック、情報共有を円滑にできるツールです。welogにはテンプレート機能があり、以下で紹介する「企画書テンプレート」などさまざまなテンプレートを作成できます。メールや外部チャットとの連携機能により、作成した企画書をボタン1つで社内やチームに共有することも可能。迅速な共有のほかにも、企画書を始めとして社内のあらゆる文書をクラウドで一元管理できるためおすすめです。
ノート数無制限のフリープランがあり、1カ月のトライアル期間中は全ての機能を無料で試すことができます。期間終了後も、1ユーザーあたり月額300円という安心価格でスタートできるのも魅力です。この機会に、welogを検討してみてください。
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企画書を書く際、どのようなポイントを押さえるとよいのでしょうか。わかりやすい企画書の書き方を解説します。
フレームワークを使えば、企画内容を論理的に整理できます。内容を漏れなく記載できるフレームワークを活用し、企画書の説得力を高めましょう。例えば、企画書の内容整理に、以下のフレームワークが活用できます。
汎用性のあるフレームワークです。「When(いつ)・Where(どこで)・Who(だれが)・ Whom(だれに)・What(なにを)・Why(なぜ)・How(どのよう に)・How much(いくらで)」の8つの要素に沿って記載します。
経営戦略やマーケティング戦略に役立つフレームワークです。自社(Company)顧客(Customer)・競合(Competitor)の3つの要素を用います。
経営戦略やマーケティング戦略に役立つフレームワーク。3C分析よりさらに細かく分析できる方法です。内部環境(自社)と外部環境(顧客・競合)のプラス要素とマイナス要素の視点から分析します。
企画書は、企画の目的や見込まれる効果(目標)を明確に記載することも大切です。「企画を行う趣旨」や「企画で得られるメリット」を記載し、読み手に企画の価値を伝えましょう。
企画の費用対効果について判断できるよう、得られる効果や予算などを記載する際は、具体的な数値を用います。図やグラフなどを使いながら視覚的にわかりやすくまとめることも、書き方のポイントです。
今回は、Word・Excelで使える無料のテンプレートについて、タイプ別に紹介しました。企画書を効率的に作成するためには、テンプレートの活用が効果的です。企画内容を簡潔に説明できる、一枚構成のテンプレートなど基本のテンプレートを用意し、自社の企画目的に合わせて適宜調整して使用しましょう。
テンプレートの作成だけでなく共有や管理にも役立つ情報教育ツール「welog」の活用も検討いただき、企画書を効率的に作成してください。