こちらのコラムでは、無料で使える情報共有のためのビジネスノートツール「welog(ウィーログ)」の運営スタッフが、ビジネスにおける情報共有やナレッジマネジメントについて発信しています。少しでも皆さまのお役に立てれば幸いです。
目次
webブラウザで使える「メモ帳」とは、ブラウザ上でメモをすることができるサービスを指します。スマートフォンやタブレットなどのスペック向上や普及に伴い、これまで主流であった紙のメモ帳ではなく、ブラウザで使える「メモ帳」を検討するケースもあるでしょう。本記事では、webブラウザで使える「メモ帳」の特徴やツール選定時に知っておきたいポイント、おすすめのツールを7選ご紹介します。
「welog」は、メンバーのノウハウやナレッジを見える化することで
中小企業の属人化問題を解決するドキュメント共有ツールです。
webブラウザで使えるメモ帳とは、ブラウザ上でメモをすることができるサービスのこと。ブラウザで使えるメモ帳の中には、スマートフォンやタブレットでの使用時にアプリが必要となるものもありますが、基本的にはブラウザで開くことでサービスが使えます。
以前は紙を使った手書きのメモが主流でしたが、現在ではブラウザで使えるメモ帳や、モバイル端末にアプリをダウンロードすることで、メモ機能が使えるメモ帳アプリを使い、メモを取るケースが増えています。中でもwebブラウザで使えるメモ帳は、クラウド上にデータを保存するため他者と共有がしやすいなど、業務の効率が上がる機能が多くおすすめです。では、webブラウザで使えるメモ帳は、紙のメモ帳やメモ帳アプリと比べて、どのような特徴があるのでしょうか。
webブラウザで使えるメモ帳には、以下のような特徴があります。
・情報共有しやすい
・確認したい情報がすぐに見つかる
・メモを紛失する心配がない
・アプリをダウンロードする必要がない
・出先など場所を問わずに使える
紙のメモ帳の場合、メモした内容がどこに記載されているのかすぐに探し出せないだけでなく、メモ帳を紛失する恐れもあります。また、アプリのメモ帳の場合はアプリをダウンロードする必要があるため、出先などでは使用できないケースもあるでしょう。
その点、webブラウザで使えるメモ帳は、クラウド上にデータが保存されるため、情報の共有や過去にメモした内容を検索しやすく、残しておきたい記録を適切に管理することができます。インターネットにアクセスさえできれば、オフィスに居なくてもメモ帳を使用することができるため便利です。
「welog」は、メンバーのノウハウやナレッジを見える化することで
中小企業の属人化問題を解決するドキュメント共有ツールです。
webブラウザで使えるメモ帳は、ツールごとにサービスや機能が異なります。ここからは、ツールを選ぶ際に知っておきたいポイントを見ていきましょう。
ブラウザで使えるメモ帳の選定ポイントの1つは、会員登録の有無です。ブラウザで開くタイプのメモ帳には、会員登録が必要なものとそうでないものがあります。
会員登録が必要なタイプの場合、基本的には事前に設定したメールアドレスとパスワードを入力してログインする必要があるため、情報漏洩のリスクが低く、安心して情報を管理できます。会員登録が不要なタイプの場合、ブラウザ上でメモ帳にアクセスするだけで簡単にメモ帳を使える一方、パスワードなどでメモ帳の使用を制限することができないため、セキュリティ面に注意が必要です。
企業には機密情報など重要な情報もあります。どのような内容をメモするかを考慮し、どちらのツールを選定すべきか検討するとよいでしょう。
ツールの費用面も、選定時に押さえておきたいポイントです。メモ帳ツールの多くは無料で使えますが、有料プランを選択できるツールもあります。
例えば有料プランの場合、データの保存容量や同時接続できる端末の数が増えるため、ツールの利便性がよくなるでしょう。自分に必要な機能とツール導入でかかる費用の双方を比較した上で、適したツールを選ぶことが大切です。
スマートフォンやタブレットなどマルチデバイスに対応しているかも、選定時に確認するとよいでしょう。複数の端末で情報を管理できると、メモの内容を社内で共有しやすくなるほか、パソコンを所持していなくても、出先ですぐにメモの作成や確認ができるため便利です。
ツールによっては、音声入力や手書きの機能を備えているものもあります。音声入力の機能があれば、素早く簡単にメモを入力することが可能です。手書きができる場合、イラストや簡単な図などを書くことができ、紙のメモ帳のような使い方ができます。ツールごとに機能は異なるため、ツールごとの特徴について事前に確認しておくのがおすすめです。
ここからは、ブラウザで使えるメモ帳ツールの中からおすすめを7選ご紹介します。
【特徴】
・メモの作成・共有・活用が簡単に行える
・シンプルな操作画面で直感的に扱える
・業界最安値水準の価格で気軽に始められる
「welog」は、情報共有を円滑にし、社内の情報をまとめた「ナレッジデータベース」としても活用できるドキュメント共有ツール。シンプルでわかりやすい操作画面で、クラウド上のノートに簡単にメモを残すことができます。動画や画像・PDFなど、様々なファイルの添付も可能。残したメモは、メールや外部チャットと連携してボタン一つで共有できるほか、高度な検索機能を使って簡単に探し出すこともできます。
また、情報へのアクセスを特定のメンバーのみに制限できる、パスワード付きの閲覧専用URLを発行できるなど、安心して情報を管理できる機能も備えています。マルチデバイス対応で、メモの作成・共有・管理が簡単に行えるため、webブラウザで使えるメモ帳の中でも使いやすくおすすめです。ノート数無制限のフリープランがあり、有料プランも低価格で利用しやすいため、ぜひこの機会に検討してみてはいかがでしょうか。
【概要】
・運営会社:株式会社アイエンター
・プラン/料金:【フリー】0円/月(10アカウントまで)
【ビジネス】300円(税抜)/月
※1ユーザーあたり
・会員登録の要否:要
・URL:https://welog.jp/
【特徴】
・ノートやタスク、スケジュールをまとめて管理できる
・気になるwebページをそのままノートにクリップできる
・重要な情報をスキャンしデジタル化できる
「Evernote」は、ノートにメモした情報を簡単に管理できるツールです。残したメモはデバイスを問わず利用している全端末で自動的に同期されるため、いつでもどこでも確認することができます。web上のページやPDFなどをノートに保存できる機能のほか、大切な情報をスキャンしデジタル化できる機能も備えています。タスクやスケジュール管理も簡単に行えるため便利です。
【概要】
・運営会社:エバーノート株式会社
・プラン/料金:【FREE】0円/月 ※利用制限あり
【PROFESSIONAL】850円/月
※1ユーザーあたり
・会員登録の要否:要
・URL:https://evernote.com/intl/jp
【特徴】
・メモやアイデア、ToDoを簡単に管理できる
・日付・場所・時間が設定できるリマインダー機能がある
「Google Keep」は、Googleが提供するメモツールです。スマートフォンやタブレットを使う場合は基本的にアプリを使用しますが、Googleアカウントを登録すれば、端末に関係なくどこからでもメモ帳にアクセスすることができます。Googleカレンダーなどのサービスと連携し、スケジュールやタスクを管理することも可能。写真、音声やイラストを使用して共同作業を行えるほか、リマインダーを設定しメモを管理することもできます。
【概要】
・運営会社:Google LLC
・プラン/料金:無料
・会員登録の要否:Googleのアカウント登録が必要
・URL:https://apps.apple.com/jp/app/google-keep-メモとリスト/id1029207872
「welog」は、メンバーのノウハウやナレッジを見える化することで
中小企業の属人化問題を解決するドキュメント共有ツールです。
【特徴】
・エンジニアリングからマーケティング、デザインまでどんなチームでも活用できる
・自由自在にカスタマイズして使える
「Notion」は、エンジニアリング・マーケティング・デザインなど、多くのチームから支持されていルツール。ドラッグ&ドロップするだけで、webサイト・ドキュメント・システムなどを作成することが可能で、チームに合わせて思い通りにカスタマイズして使うことができます。全ての情報が一箇所に集約されているため、メモした情報を簡単に検索することも可能。何千もの無料テンプレートを利用できることも特徴です。
【概要】
・運営会社:Notion Labs, Inc
・プラン/料金:【パーソナル】0円/月(個人向け/ゲストとの共有5人まで)
【チーム】$8/月(年払いの場合)
※1ユーザーあたり
・会員登録の要否:要
・URL:https://www.notion.so/ja-jp
【特徴】
・複数のノートやセクション、ページにまたがり情報を管理できる
・蛍光ペンやインクなどを使い、手書きで文字を書き込むことができる
Microsoft社が提供するサービスである「Microsoft OneNote」。Microsoft365のアカウントさえあれば、無料で利用することができます。
セクションやページごとにメモした情報を簡単に整理でき、どのデバイスからでも確認することが可能。蛍光ペンやインクなどの機能を使って手書きでメモを書き込んだり、ノートシールを使って重要な情報を目立たせたりすることもできます。図や絵、動画を挿入しながら共同編集できるので、アイデアの共有にも役立つでしょう。
【概要】
・運営会社:日本マイクロソフト株式会社
・プラン/料金:無料 ※1,284円/月(Personalプラン)のMicrosoft365アカウントが必要
・会員登録の要否:Microsoft365のアカウント登録が必要
・URL:https://www.microsoft.com/ja-jp/microsoft-365/onenote/digital-note-taking-app
【特徴】
・ページ間を単語のリンクで繋ぐ機能を使い、簡単に情報を管理できる
・1アクションで画像・動画・地図を添付できる
・誰でも使えるシンプルな構造である
「Scrapbox」は、チームに必要な情報を、何千何万という単位で管理できるメモツール。情報量が増えると管理しにくくなるフォルダやラベルによる階層分類管理ではなく、単語を[カッコ]で囲むだけでリンク化される「ページ間リンク機能」を使い、簡単に情報を管理できるのが特徴です。画像や動画、地図はドロップやコピー&ペーストし、簡単に添付することが可能。複数人での同時編集も可能で、メモした情報がリアルタイムに保存されます。
【概要】
・運営会社:Nota株式会社
・プラン/料金:【PERSONAL / EDUCATION】
0円/月(個人・非営利での利用の場合)
【BUSINESS】1,000円/月
※1ユーザーあたり
・会員登録の要否:要
・URL:https://scrapbox.io/
【特徴】
・ブラウザ上でURLを検索するだけで、簡単にメモ帳が使える
・送信機能がなく、個人メモに向いている
「ブラウザメモ帳」は、一時的にメモを取りたい場合におすすめのツール。会員登録をせずに使うことができますが、メモするのみとシンプルな機能であるため、文字の書式を変更したりメモを共有したりすることはできません。文章をコピー&ペーストし、メモに残す際などに役立ちます。
【概要】
・運営会社:DRP Inc.
・プラン/料金:無料
・会員登録の要否:不要
・URL:http://www.drpartners.jp/tools/browser-memocho.htm
関連記事:【2022年版】Evernoteの代替ツール6選。比較ポイントや無料アプリなど
「welog」は、メンバーのノウハウやナレッジを見える化することで
中小企業の属人化問題を解決するドキュメント共有ツールです。
webブラウザで使える「メモ帳」は、クラウド上にメモしたデータが保存されるため、情報の共有・検索・管理がしやすく、業務の効率化が期待できます。しかし、ツールによってサービスや機能は異なるため、選定時のポイントを参考に、自社に適したツールを選ぶことが大切です。
ここでご紹介したおすすめのツール7選も参考に、ブラウザで使えるメモ帳ツールの導入を検討してみてください。